<ピアスに例えて、術後のケア説明>

豊胸よりも、経験者の数が断然多いのがピアスの穴あけ。
わかりやすい例として、これを例えに豊胸後のバッグのケアをご紹介します。
完全なテクスチャード(表面がざらざらしている)タイプのものは、拘縮が出そうと判断されたとき以外、基本的にマッサージ不要です。ぱわここレポートの早瀬さんもマッサージは行っていません。術後の圧迫のみ行っています。
半テクスチャードタイプや、表面がつるつるのタイプのバッグは、術後のつらいマッサージを避けて通ることはできません)

ピアスで新たに穴を作るとき、痛い思いをしながら毎日ピアスを動かして、表面に膜が張るまで続けましたよね? 
これと同じように、豊胸でバッグを挿入したあとも、痛みをこらえながらピアスの穴にあたる部分、つまりバッグが収まるためのポケットを作ることになります。

手術が終わって最初の数日は、完全に圧迫してバッグを固定させることが最重要項目。
この時期の圧迫が甘いと、バッグが上のほうにずれてしまうことがあります。
上にバッグが上がってしまうと、仕上がりが不自然な感じになりますので、圧迫固定+安静は非常に大事。

最低でも、3ヶ月は腫れが残る方が多いようです。長い方ですと、なじむのに一年近くかかることもあります。
また、乳腺と筋肉の層のあいだを剥離させますので、このときに傷ついた組織からリンパ液などが流出します。
これらは重力と共に下へと移動しますので、おなかの前半分全体が腫れている感じになります。

マッサージ方法はクリニックで指導されますので、それにしたがっていくことになります。
わくゴーで知り合った方に、ご自身の体験を聞いてみました。

「自分で揉むっていっても、痛みが強い上にどうしても女性は腕力がないから、いろいろ工夫してみました。
簡単なのは、床に座ってひざでバッグを押しつぶすようにすること。
足は人間のパーツの中で、一番力の出せるところです。
片足づつ引き上げるようにして、ひざでバッグを押しつぶすようにマッサージ。
寝るときに5分から10分、左右にうつぶせになれば、体重を利用してマッサージできるんです


どんな方向を向いても、自然に揺れるように、ありとあらゆる方向へバッグを引き伸ばす感じでマッサージしました。
とにかく、手間と時間はかかるけど、術後のケアとしてこれは意識してやらなくちゃダメ。
硬くなったら、もうマッサージでやわらかくすることはできません。


初めのころは、痛みで熟睡できないくらいでした。
精神的にも気が張っていたから、朝まで一回も目覚めず熟睡できたのは手術した日から二週間後。
このとき初めて『ああ、最初の山をひとつ越えたな』って思いました。

そして、マッサージを繰り返して3〜4ヶ月目のある日、突然『あっ、腫れが引いた!』と気づく瞬間があります。
それまで、アンダーバストも含めて全体的に腫れていた自分の前半身が、全体的にシェイプされるというか・・
アンダーはアンダー、バストはバスト!って感じに存在感をアピールするようになってくるんです」


術後のケアとして、もうひとつ大事なのが”わきの下の傷口”です。
手術の際に筋肉や筋が多少なりとも損傷していることで痛みが強く、最初はなかなか腕が上がりません。
これを少しでも早く自然な状態に戻すには、「痛くても筋を伸ばすストレッチを行う」こと、です。

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