わきの下のシワに隠れる位置に再びマーキング。

ここから、バッグを注入するのだ。

マーキングした箇所にそって麻酔注入。

「痛くないですか。痛かったら言ってください」と何度も声をかけながら、早瀬さんの体を気遣う。

0:30

パシッ! パシッ! 

青いピンセットの先端から止血用のレーザーが出るので、出血はほとんどない。上のL字の器具は、小さな傷口の中を明るく照らしている。この光で中をのぞきながら、太い神経を避けてバッグの通り道を作っていく。

バッグを挿入するための穴を作っているところ。

0:34

指先で作業の進み具合を確認している。


傷口からは、筋肉と乳腺の境目をはがしてゆくL字型の器具が挿入されている。かなりの力作業のようで、早瀬さんの体が手術台ごと揺れている。

ここでも「痛みを感じますか?」と声をかける。
「真ん中が少し痛いです」と早瀬さん。

まったく手をつけていない真ん中が傷むのは不思議だ。

すぐさま麻酔を注入する相川先生。

バッグの登場です