<術後検診・三日目>

早瀬さん、三日目の術後検診。
三日間つけっぱなしだった圧迫をはずし、相川先生が傷口のチェックを行っている。肌の一部が黄変しているのは回復の証、かゆみも出てきているとのこと。
バルーンと呼ばれる導尿カテーテルによる膀胱炎のようなちくちくとした痛みも「3回トイレにいったらもう平気」だったそうな。

三日ぶりの早瀬さんは私から見ても、手術前に比べると格段に”女らしさ”が増しているのがわかる。
どちらかというと、大人っぽいというよりはチャーミングなタイプだったのだが、バストが大きくなったことによって、一気に雰囲気が変わってきた。
かわいらしい、から、色っぽいへの変化の瞬間である。
見ているこちらとしても、女同士なのに目のやり場に困ってしまうくらい(笑)


「当日のつらさはどうだった?」と声をかけると
「私は『自分は痛みに強い方』と思っていましたけれど、やっぱりそれなりに痛かったですね。麻酔が切れた後、筋肉痛のひどいバージョンのように、体は思うように動かないし、腕も上がりませんでした。トイレに行くのに起き上がるのも痛くてトイレを我慢したくらいです。
力を入れるときはいつであれ胸と脇が痛くて。。。。ご飯を食べたり、水分を取るのが億劫でした」

「つらかったねえ(;;) 今、三日ぶりに自分のバストと対面して、ご感想は?」
「いや、まあ、素直に『おっきいなあ〜・・』、と思いました(笑)」

胸部を圧迫しているためにあまり食がすすまなかったそうだ。
それでも処方された抗生剤と、術後の拘縮を防ぐためにたんぱく質をやわらかくする薬はきちんと飲んだとのこと。

「座薬、出たでしょ〜」と意地悪く聞いてみると
「そうそう! それそれ! 座薬、出てきちゃうんです・・」 
美容整形・座薬経験者同士で顔を見合わせて大笑い。

「脂肪吸引のあとだと、皮膚が他人のもののような感触があるんだけど、どんな感じだった?」
「あ、まさにそれです。触ってみても、胸だけ別人のような気がしますよ」

今日からガーゼを取り、チューブ状の着衣を折り返して二重圧迫開始。
「せーのっ! よいしょっ!」

一人ではまだきつい圧迫着を着用できないため、前後ろ二人がかりで一気に着せこむ。ゆっくりとやっていてはむしろ痛さと時間が持続していまうので、息を止めて一気に着用してしまうのがコツのようだ。

着用後にクリニックからの説明を受ける。

「この先しばらくはノンワイヤーブラを着用してください。
なぜかといいますと、術後バッグが不安定な時期にワイヤーが当たりますと、胸の部分がその形のとおりに固まってしまうからです。この時期の硬いワイヤーブラは厳禁ですよ」

せっかく手術のときに、一番美しく見える位置にバッグを挿入していても、術後の間違ったケアが元で不満の種を生まないように、とても大事な約束事なのだそうだ。

<術後検診・一ヶ月と一週間目>

「みゅったらさんのぱわここ・フォトレポート見てみましたよ!   
自分では意識のなかったところなど見られてうれしかったです。
今日、ついに包帯を巻かなくてよいという許可が出ました。
ワイヤーブラを使う許可が出て、今さっきわくわくしながら買ってきたんですよ!!

1週間過ぎたあたりから痛みは徐々によくなってきました。
しかし腕が上がらなくて、不自然な動きに回りから「どうしたの?」と聞かれ、いろいろと言い訳をしていました。
腕の下の傷のしこりも気になりました。 

そうそう、脇の下の痛みは「もしかしたら傷口が開いてるかも」というようなキリキリとした痛みでした。   
3週間くらいたったころから腕も上がるようになり、普通に生活できるようになりました。  
先生に言われたとおり、胸に圧迫する包帯は、シャワー以外の時はかならず着用していました」


ちょっと見ないあいだに、ムスメはこんなに色っぽくなってました(笑)

「テープかぶれとかしなかった? 私は結構これでかゆい思いをしたんだけど」

「かぶれました〜!。
おっぱいの形をよくするために、包帯の丸くしたようなのを胸の下に巻いておくのですが、その固定棒を支えるときのテープで肌がかぶれて、かゆくなりばりばりかいてしまいました。
かいている感覚がまだないので(バックが入っている乳首や胸の下は感覚がないんです)かきまくって血が出てしまいました」

「うむ、わかる。わかるぞよ。みんなそうやって、痒い思いを乗り越えてゆくのよ・・。
それでも予想していなかった困ったこと、あったんじゃない?」

「『みんな痛いというけれど、私は痛みに強いから大丈夫♪』なんて痛みを甘く見ていたんですが、思ったよりも痛くて、友達と買い物に行く約束も断りました。  
食事に行った時、胸の下のあたりに、何かの汁が飛んだようなのですが、おっぱいが大きくて(見えなくて)そのシミに気づかず、歩いていました。。。。(笑) 後で気がついて赤面です」

「それはうれしい悩みかもよ(笑) 麻酔が切れた後、気分が悪くならなかった?」

「はい、たびたび薬の副作用で吐いてしまいました。麻酔が完全に抜けるまでは、つらかったですね。熱は出なかったのが幸いでした」

「突っ張った感じはどう?」

「おっぱいはだいぶ柔らかくなってきましたが、まだ突っ張り感はあります」

「今の過程を『ダウンタイム』というのだけれど、不安感など心理的につらいこともあったでしょ?

「つらいことはありません。うれしくてうれしくて、鏡でいつも見ています。
友達や彼氏は変態のように見ていますが (笑)
最初のころ、彼氏は『ちっちゃいおっぱいも好きだから』といってくれていましたが、今はとても喜んでいますよ。
『やっぱり大きいほうがいい』とか『大きいから浮気してるみたいで新鮮味がある!』とか言ってます」

 

「そいつぁ〜ご馳走様です。お腹一杯ですもういいです(笑)
いい感じのジコマン仲間が一人増えて姉さんはうれしいぞ。
でも、やさしい彼氏じゃあないの。手術当日も見守ってくれた上に、そうやって、どっちのあなたも好きだっていってくれるんだからさ」

「・・しかしながら、今現在の時点では、乳首は感覚がなく、触られても何にも分かりません。
感じたフリもできないんです!(笑)
一番の性感帯がなくなって残念に思っているんです。早く感覚が出てくるといいです!!」

「そうかあ、乳首には授乳という目的以外にも『性感帯』という重要な感覚器官としての役割があったんだよね!
自分がいい感じでセックスレスなんで、忘れかけてましたわ(笑)
ムスメよ、人として、女として正しい意見をありがとう。。」

(乳首の感覚は、数ヶ月〜半年くらいは無感覚な人が多いそうです)


谷間サービス。まいったなあ、もう(*ノノ)

さらに一週間後・・

「マッサージの必要ないタイプだったので、術後の経過はとても楽でした。
今日、友達と温泉にいって、びっくりされちゃいましたよ!」

とのメール。温泉デビューも無事にすませたそうで何より。うれしそうな文面でした。

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